2026年8月25日(火)、藤枝市民体育館で「バレーボール 探究のミカタカップ」を開催しました。
県内11校の男子バレーボール部から選手とマネージャー229名が参加し、試合と仕事体験の両方に本気で取り組む一日となりました。
さらに、教員25名、企業・学校関係者約40名、観戦に訪れた保護者約80名を合わせ、会場には総勢約370名が集まりました。
大会概要
- 大会名:バレーボール 探究のミカタカップ
- 開催日:2026年8月25日(火)
- 会場:藤枝市民体育館
- 参加校:藤枝東、清流館、磐田農業、静岡農業、掛川工業、焼津中央、掛川東、榛原、掛川西、島田工業、島田樟誠
- 参加者:生徒229名。教員25名、企業・学校関係者約40名、保護者約80名を含め、総勢約370名
- 試合形式:午前は3リーグ、午後は順位決定トーナメント。1セット25点先取、3コートで実施
- 大会の特徴:試合や審判の空き時間に、全生徒が企業や学校の体験型ブースを2つ以上回る

参加企業・学校10団体(順不同)
- 株式会社関本管工
- 豊樹脂工業株式会社
- 大坪水産株式会社
- 株式会社松浦スチロール工業所
- スポーツショップナイン
- 株式会社大井川友成
- 光和電気工事株式会社
- 学校法人鈴木学園
- 有限会社名取サービス
- 株式会社カントビ
部活に打ち込む生徒に、キャリアと出会う時間を
代表の鈴木は、中学校で部活動の顧問をしていました。
当時は部活動に熱中するあまり、1月の土日がすべて練習、練習試合、公式大会で埋まってしまったこともありました。
目の前の試合に向けて生徒と一緒に頑張る一方で、キャリアについて考える時間を十分に用意できていなかったことは、今も反省として残っています。
高校の先生方からも、「部活動に力を入れている生徒ほど、オープンキャンパスや職場見学に行く時間を取りにくい」という話を聞きました。
部活動に打ち込む時間も大切にしながら、進路や仕事について考えるきっかけをつくれないだろうか。
そこで、いつもの大会や練習試合にある空き時間を、社会と出会う時間に変える今回の大会を企画しました。
生徒が一方的に会社説明を聞くのではなく、実物に触れ、道具を使い、働く人と話す。
短い体験でも、「おもしろそう」「もう少し知りたい」と思える仕事に出会うことが、進路を考える最初の一歩になると考えています。
試合も、仕事体験も、本気で
コートでは、高校生が一球一球を必死に追う姿が印象的でした。
決勝戦は特にレベルが高く、強烈なスパイクをお互いに拾い合い、前のプレーを踏まえて狙いを変えるなど、最後までしのぎを削る展開となりました。
大会結果は、優勝が掛川工業高校、準優勝が島田樟誠高校、第三位が藤枝東高校と磐田農業高校でした。
どのコートでも、勝敗だけでは表せない真剣なやり取りが続いていました。
[写真:試合中の様子]



ブースを回る生徒たちの姿も、とても素直で前向きでした。
「あそこ気になるから、行ってみよう」と友達同士で声を掛け合い、自分から進路に対して一歩を踏み出す姿が多く見られました。
全員に「2ブース以上回る」というミッションを設定していましたが、実際には3つ、4つと回る生徒も少なくありませんでした。
229名の生徒のうち、100名以上が訪れたブースもいくつかあり、企業や学校の皆さんと高校生との間に多くの出会いが生まれました。
[写真:企業・学校ブースを体験する生徒]










地域の企業の皆さんには、体験型ブースだけでなく、大会そのものも支えていただきました。
株式会社関本管工様からは全11チームにバレーボールを、光和電気工事株式会社様からは参加者全員にスポーツドリンクを贈っていただきました。
参加企業の皆様からは、参加者全員への大会オリジナルうちわと、先生方へのお弁当をご協賛いただきました。

高校生の試合と進路学習を応援してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
参加者の声
【参加生徒の声】
- 「本物の道具を触って、金属のタグに印字する体験ができた。『ドッドッドッド』という音が迫力あった」
- 「エアコンの裏側を知ることができた。普段見ることがないので、貴重な体験だった」
- 「VRで高所を体験することができた。あまりの迫力に足が『しゅんっ』となってしまった。仕事をする場所のイメージがすごく持てた」
【参加企業の声】
- 「多くの高校生と出会う場をつくってもらえてありがたかった」
- 「学生がおもしろがって体験してくれて、うれしかった」
- 「運営の生徒がきびきびと行動していて、立派だと思った。どの生徒もあいさつがさわやかだった」
【参加した先生の声】
- 「どうしても練習が多くなると、オープンキャンパスや職場見学に行けなくなってしまう。その中で、今回のようなおもしろいコンセプトの大会で、部活もやりつつ、キャリアの勉強もできてよかった」
- 「進学する生徒が多い学校であっても、自分たちの生活を支えてくれる企業の姿を見ることができ、大変勉強になったと思う」
- 「1セットマッチのリーグ戦からトーナメントという構成だったので、どの学校にも接戦のヒリヒリした感触を味わう試合があったと思う。その『ヒリヒリ感』が生徒を成長させるので、本当に参加してよかったと思う」
試合に夢中になりながら、空いた時間には知らなかった仕事に触れてみる。
その二つが1つの会場で自然につながったことが、今回の大会で何よりうれしかったことです。
参加してくださった高校生と先生方、体験や協賛を通して大会を支えてくださった企業・学校の皆様、そして運営に協力してくださった島田樟誠高校男子バレーボール部の皆さん、本当にありがとうございました!
