2026.08.11 やらまいか給食!それは何なんwサミット2026 模擬授業
イベント・授業実践
大人も子どもも小学5年生に!オーガニック給食について考えました
8月11日、浜松市で開催された「やらまいか給食!それは何なんwサミット2026」にて、代表の鈴木秀喜がオーガニック給食をテーマにした模擬授業を行いました。
今回の参加者は、農家の方、栄養教諭の方、食や農に関心のある親子など、50名以上。中学生が一人で参加してくれたこともうれしかったです。
年齢も立場もさまざまですが、この時間は全員に「小学5年生」になりきってもらいました!
授業の始まりには、日直役の方のかけ声があり、会場のみなさんも元気よくあいさつしてくださり、会場が一気に学校の教室のような雰囲気になりました。

模擬授業紹介
給食を支えている「人の力」と「自然の力」
まずは、ばれいしょ、みかん、セルリーを題材にした「浜松の食クイズ」からスタートしました。
その後、毎日食べているお米がどのように作られ、給食として届くのかを考えました。
お米が教室へ届くまでには、農家さん、運ぶ人、給食センター、調理員さんなど、たくさんの人が関わっています。
一方で、農業は人の力だけでは成り立ちません。
おひさまの光、水、土の栄養、生きものなど、自然の力にも支えられています。参加者の皆さんには、近くの人と話しながら、お米づくりを助けている自然の力を探してもらいました。
投げかけるたびに、あちらこちらで会話が始まり、たくさんの考えを聞くことができました。
有機農業をシンプルな言葉で考える
有機農業には、認証をはじめとするさまざまなルールがあります。
今回は小学5年生に伝える授業として、まずはシンプルに、
「有機農業=自然の力を最大限に生かす農業」
と紹介しました。

自然の循環を守りながら農業をすることは、土を豊かにすること、生きものを守ること、地球環境を守ることにつながります。
アイガモロボット、コンパニオンプランツ、米ぬかなどを肥料にする工夫も紹介しながら、「なぜ今、オーガニックに取り組む必要があるのか」を考えました。
農家、栄養教諭、保護者、子ども。それぞれ見えている景色は違います。
だからこそ、立場を越えて一緒に考える時間に、大きな意味があると感じました。
「私にできることは何だろう?」
授業の最後には、参加者一人ひとりに、
「私にできることは何だろう?」
と問いかけました。

有機農業では、育てる過程で野菜に虫がつくこともあります。
そのことを踏まえて、
「虫が食べたあとがある野菜でも食べるようにする」
という意見が出ました。
さらに、小学生からは、
「家に帰ったら、弟に今日の話をする」
という言葉も聞かれました。
生産する人、給食をつくる人、食材を選ぶ人、食べる人、誰かに伝える人。それぞれの立場だからこそできることがあります。
オーガニックについて知るだけで終わるのではなく、自分の暮らしや行動に引き寄せて考える。そのきっかけになる授業を目指しました。
年齢も立場も越えて、一緒に考え、たくさん話してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
